藤沢市議会は先月30日、市民との意見交換会「カフェトークふじさわ」を開催した。「開かれた議会」や「市民に親しまれる身近な議会」の実現を目指し、年に1回の議員報告会に代わるものとして始まり、5回目を迎える。
今年のテーマは来年に控える市長選を踏まえ「『わたしが市長』大作戦」。市議と、一般公募で集まった中学生や子連れの母親など126人が参加した。
話し合いは、「日常生活で困っていること、改善すべきこと」「その中で藤沢市役所が解決すべき課題」「政権公約のキャッチコピーを考える」の3ステップで実施。参加者からは、ごみなどの環境トラブルや、暗く細い道が多いなどの安心安全確保、渋滞緩和など交通面のほか、市民交流、教育・学校環境など多岐にわたる課題が寄せられた。
カフェトークの企画段階から協力している関東学院大学の牧瀬稔准教授は「報告会などを取りやめる地域も増える中、藤沢の取り組みは先進性がある。市長・市議選を経ても、市民の声に耳を傾ける姿勢を継承し続けてほしい」と話した。
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