新たな藤沢市へ【11】 もったいないよ!【特区活用編】 水戸まさし/前衆議院議員
全4回の「もったいないよ!」、今回は特区の活用についてです。
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特区とは、従来の強い規制に対して、特定の地域にしぼって規制緩和する制度です。平成15年から始まり、今に至るまで数多くの特区が国レベルで設置されてきました。
藤沢市は何と、4つの特区に指定されているエリアであることをご存知でしょうか?国家戦略特区はじめ、バイオ医療、ライフイノベーション、さらにロボット産業の特区でもあります。
すなわち藤沢では、規制で今まで出来なかった研究や事業が実現可能なのです。新たな技術力や、産業の創出がしやすい街と言っても過言ではありません。この状況を行政が活かせないと「もったいないよ!」です。
市として出来ること、例えば再生医療や創薬、医療・介護機器の開発などを進める上で、【1】市民生活のデータを集める、【2】市内の研究機関や大学間の連携プロデュース、【3】世界から多くの研究者や技術者を呼込む環境を整えるなど、たくさんあります。支援に向けて、もっと積極的に取り組むべきでしょう。
この街で生まれ育った技術が、私たちの生活の質や健康寿命に、必ずしや恩恵を与えてくれる。また、市内で蓄積されたノウハウが、全世界に普及する―。
そんな日が、近い将来必ず来ると確信し、第一歩を踏み出していきましょう。
水戸まさし
能登地震に学べるか。3月29日 |
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