官邸を訪問した真円上人（中央左）と応対した菅官房長官（中央右）
遊行寺74代目法主の他阿真円上人が６日、首相官邸を訪問、菅義偉官房長官と懇談した。
これは安倍晋三首相が15日から予定していた訪印で、第二次世界大戦で多数の犠牲者を出したインパールでの慰霊の予定があることを知った真円上人が、慰霊の思いを届けてほしいと熱望。日赤紺綬有功会の最上重夫氏、地元の星野剛士衆院議員の仲介で実現した。
日本だけで３万人の戦死者をだしたとされる同地。真円上人は、現地でその惨状を目撃、平和への願いを強く持つようになったという。訪印は延期になったが「いつか届けてくだされば」と真円上人は話す。
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