福祉の先進事例を発表・表彰する「第7回かながわ福祉サービス大賞」が12日、横浜市のロイヤルホールヨコハマで開かれ、本藤沢にある障害者デイサービス「NPO法人さんわーくかぐや」(藤田慶子理事長)が特別賞を受賞した。
同賞は県内から応募された31事例のうち、審査委員会で選考された5事例を発表。120人の来場者が集まった。
同施設は2008年に、精神疾患のある妹の居場所になればと、藤田靖正副理事長のアトリエだった場所にデイサービスとして設立。敷地内には農作業場や竹林、鶏やうさぎの小屋なども設けられ、「ありのまま、暮らし自体を楽しむ場所」になっている。今回の賞でも「その在り方が福祉の原点であり、本質でもある」と評価された。
定員10人の通所メンバーは年齢も障害種別も様々。料理や薪割りなど、一人ひとりが主体性をもって何でもやる。地域との交流も大切にし、活性イベントに参加。プロと一緒に作品を制作するなど支え合う関係性を大事にしている。
藤田副理事長は「障害の有無や種類は関係ない。地域との繋がりをもって、お互いのノウハウを活かして積み重ねていけたら」と話した。
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