新たな藤沢市へ【14】 今年こそ、不祥事はNO!です 水戸まさし/前衆議院議員
藤沢市でも毎年のように、不祥事が発覚しております。職員の収賄事件はじめ、生活保護費の架空請求や、給食費の使い込み等、枚挙にいとまがありません。なぜか給食費の横領額約6千万円については、税金で補てんしている有様です。
最近、県でも個人情報を持ち出し、ネットで販売する、前代未聞の事件が発生しました。行政内部に亘って、誰でも犯行に及べる組織体制の弱さが指摘されています。
何よりも市政の中軸は市役所です。コンプライアンス(法令順守)の徹底は元より、行政文書の管理体制を明確にし、原因究明や再発防止には、第三者委員会などの外部のチェック機能が不可欠です。
また、最小限の税金で最大の効果を上げるための事業の見直しや、業務改善の手法を全庁的に取り入れるべきです。決して、トップダウンではなく、政策ごとに横断的な風通しの良いチームを作り、一定の権限を与える。立場や年齢に関係なく、知恵を出し合える風土が必要だと思います。日頃から、そうした仕事力を身につけたり、市民目線で行政運営を行うための研修を実施し、その活動が正当に評価されるべきでしょう。
経営の99・9%はトップで決まると言ったのは、ファミリーマートの澤田社長です。今こそ市政のガバナンス(統治能力)を立て直し、失った信頼を回復しなければなりません。
|
<PR>
能登地震に学べるか。3月29日 |
|
|
|
|
|