新たな藤沢市へ【15】 税金は市民ファーストに活かす! 水戸まさし/前衆議院議員
今までも、ハコモノ行政に偏った弊害を指摘してきました。コスト意識を重視し、市民ファーストの予算配分をしていかねばなりません。具体的な人作り、人育てについて触れていきます。
藤沢市にとって貴重な財産は、何と言っても子どもです。子ども政策の基本は、環境いかんにかかわらず差別しないこと。子どもの成長や食育の推進、子育て世帯の負担軽減のために、小学校給食の無償化を求めてはいかがでしょうか。
また成長段階における部活動は、生徒にとって貴重な体験。教員の長時間労働が常態化する今、部活動の安全性や指導力確保のためにも、外部の指導者を全中学校で導入するべきでしょう。
子どもから高齢者、障がい者、生活困窮者まで、地域の支え合いを目指す「地域包括ケアシステム」は発展途上です。カウンセラーやソーシャルワーカーなど多職種の連携、人員の確保はもとより地域活動を支える市民センターの機能強化が求められます。
最後に、市民生活を支える中核は市役所です。日々地域で発生する様々な問題を解決するため、行政内部での立場や年齢問わず知恵を出し合える職場作り、現場での対応力を磨く研修制度を充実すべきです。
人と未来への投資につき、計画的に一貫性をもって実施することが肝要です。
能登地震に学べるか。3月29日 |
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