パラリンピック競技の5人制サッカーの特別授業が今月、藤沢市内の3小中学校で開催された。
17日に秋葉台中、31日は長後中で、日本代表強化指定選手として活躍する寺西一選手が講師に。また24日には、Avanzareつくば所属の増田周平選手と日本ブラインドサッカー協会の小島雄登さんが、大道小の体育館で5年生3クラス104人を対象に授業を行った。
ブラインドサッカーはGK以外は全盲の選手。監督の指示や、敵陣ゴール裏に立つガイドがゴールの位置や距離などを選手に伝えて試合が行われる。授業では、5、6人のチームに分かれて、ガイド役がアイマスクをつけたプレーヤー役の児童に声をかけながらボールをパスする練習などが行われた。チーム対抗でゴール数を競う場面では大きな声が飛び交い盛り上がりを見せた。
増田選手は高校2年の時に目の病気が進行し視野の95%が欠損。自身の経験を交えながら「言葉だけだと伝えるのが難しいので、手を使ったりして相手に思いやりを持ってコミュニケーションをとることが大事」と児童たちに語り掛けた。
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