県内の市町村を対象に昨年県が主催した広報コンクールで、藤沢市が映像部門の優秀賞に輝いた。受賞は3回目で、市消防局水難救助隊の技術力の高さを分かりやすく映像にまとめたことなどが評価された。
同市広報課では、市政を始め、文化やスポーツなど市民ゆかりの情報を紹介する広報番組をケーブルテレビで放送。受賞作品は昨年10月に特集で取り上げた。
作品名は「全国トップクラス!水難救助隊」。同隊が昨年8月に行われた全国消防救助技術大会の2種目で全国トップになったことを受け、同課メディア担当の根本伊代さん(31)が企画した。
「救助隊の技術力の高さを映像で発信すれば、分かりやすく市民に伝わるのでは」と制作に着手。水中カメラ2台を使って訓練の様子を複数のアングルから収めたほか、専門用語は注釈を加えるなど工夫しながら約10分の動画にまとめた。
入庁9年目で、同課へは昨年4月に配属。「周囲の協力があってこそ。入選したことは素直にうれしいし、励みになる」と根本さん。今後については「一口に行政の事業といっても様々な側面がある。子どもの居場所など、行政が抱える課題も含めて市民が気になる情報を発信していきたい」と意気込んだ。
同部門には9市4町が応募し、3作品が入選した。作品は市ホームページの「動画ライブラリ」などから閲覧できる。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
御所見でスマホ相談4月23日 |
|
|
|
|