タウンニュース藤沢版は2月28日、創刊1000号を迎えました。2000年3月10日の創刊から足掛け20年。こうして節目を迎えることができたのも、読者や地域の商店、企業、団体をはじめとする皆様のご愛顧があってのこと。心から御礼を申し上げます。
先行きの見えない地域経済の閉塞感や人口構造の変化、多発する自然災害。振り返ればこの20年、藤沢も例外なく激動の時代を過ごしました。世相は混迷を深めており、私たちの暮らす街にも課題が山積しています。
いまや「ニュースはスマホで」の時代です。ネットに目を向ければ玉石混交の情報が飛び交う現代にあって、地域新聞社として果たすべき役割は何か。それは地域社会に寄り添い、事実を正確に伝え、皆様に分かりやすく「街の今」を伝えることにほかなりません。
社名にもある通り、私たちにとってニュースは生命線です。地方分権が進む中で「地域密着」を掲げ、足元の暮らしにこそ光を当てるべきと新聞発行を続け、今があります。
「毎週見ているよ」「タウンニュースを読むと街のことがよく分かる」。活字離れ、新聞離れが叫ばれて久しい昨今にあって、皆様からいただけるそうした言葉は私たちの何よりの励みです。
地域独自の歴史や自然、文化を掘り起し、誰も振り向かなかった人物にも光を当てる。「わたしの住む街は、こんなに素敵だったんだ」と誇りを感じてもらうことは我々の使命です。また人や企業、行政をつなぐ架け橋として、ときに権力を監視する市民の目として。タウンニュース藤沢版は地域の公共財としての自覚を持ち、今後も街の未来を応援し続けます。
藤沢版のローカルニュース最新6件
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1周年記念しマルシェ開催3月29日 |
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