藤沢の想いを神奈川へ 第1回定例会が閉会
県議会は、令和2年度一般会計当初予算案、新型コロナウイルス感染拡大防止対策としての補正予算案などを可決し、閉会しました。私は、所属している防災警察常任委員会、予算委員会等で県政の諸課題や藤沢市の課題などについて質疑してまいりました。
■地域防災力・防犯力の向上、予算確保に向けて
藤沢市が防災ラジオ購入や防災マップ作成事業等の補助として活用している市町村地域防災力強化事業費補助について、これまで予算の増額、運用面の充実を求めてきましたが、令和2年度予算は、2億円増額され、12億円となり、補助率も2分の1となりました。また、事業が開始された平成28年度より、藤沢市で60台以上設置された防犯カメラの事業費補助についても、ここで、一旦終了とのことでしたが、その必要性を指摘した結果、3750万円の予算延長となりました。更に、その重要性を再三指摘していた、特殊詐欺被害を防ぐための迷惑電話防止機能を有する機器の普及事業に取り組む市町村への補助事業として、1050万円の予算が新設されました。
■渋滞緩和対策
地元の皆様とともに、慢性的な渋滞の解消に道筋をつけようと、議会でも機会あるたびに取り上げてきた「南藤沢交差点」に、右折矢印用信号灯器が設置、運用が開始されました。市内の道路には、渋滞が慢性的に発生している路線がまだ数多く存在しており、渋滞緩和に関する地元住民からの要望が多く出ております。引き続き、県警察や道路管理者にそうした声を届け、県内市内の道路の渋滞解決に向けて取り組みます。
■セーリング競技の成功に向けて
平成27年6月8日にセーリング競技が江の島に決定して以来、今回の予算委員会まで、江の島大橋の3車線化、セーリングセンターの整備、弁天橋のバリアフリー化、トイレの改修、地元の皆様・漁業者との調整、艇の移動、機運醸成、聖火リレー、レガシーなど、あらゆる観点から、議会で発言してきました。ひとえに、セーリング競技を江の島でやって良かったと思っていただきたい、その思いです。新型コロナウイルス感染が世界的に拡大している以上、延期の判断はやむを得ないと思います。これまでの準備がやり直し、見直しとなる訳ですが、これから起こりうる様々な問題、課題にしっかりと向き合い、地元の皆様とともに、自分の役割を果たしてまいります。
能登地震に学べるか。3月29日 |
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3月29日