新型コロナウイルス感染拡大の影響で「マスク不足」が続く中、片瀬にある写真スタジオ「フォトメリー湘南」は14日、「少しでも手助けになれば」とスタジオで手作りマスクの販売を始めた。スタジオオーナーでカメラマンの長田由夏里さん(35)がSNSを通じて呼び掛け、主婦や女子高生、雑貨販売者など約10人が協力し自宅でマスクを手作り。14日は1日で約80枚を販売した。購入者は「手持ちが少なくなっていたので助かる」と話していた。
長田さんはコロナウイルスの影響で仕事が減る中、「今こそ、これまで支えてきてくれた地域の人に何か還元したい」と発案。仕事を通じて知り合った多くの人たちと繋がるSNSに投稿すると、その思いに賛同するたくさんの協力者が集まった。
マスクは作り手それぞれの家庭にある材料を使って丁寧に作られており、デザインや色合いは様々。カラフルな動物や果物など色柄とりどりで、生地も布やガーゼ、リネンなどが取り揃えられている。長田さんは「作り手さんの個性が出ていて全部可愛い。片瀬地区は高齢者が多く住んでおり、その方たちの元へもマスクが届けば」と期待を込める。
価格は1枚700円。晴れの日のみ、2〜3時間の短時間で営業予定。場所は片瀬3の16の2。詳細は「フォトメリー湘南」で検索を。
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