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新型コロナウイルスとお葬式 「諸行無常」と「諸法無我」を知る
記者―新型コロナの為自粛が続いている中で、葬儀の変化はどうなっているのか。メモリアルホール「美空」を運営する(株)平和堂典礼の代表に聞いてみた。
代表―大変な時代になりました。自粛要請の「ステイホーム」で、お勤めの方もご商売をされている方も「四苦八苦」の状態ではないでしょうか。
「四苦」の意味は「生・病・老・死」で皆様ご存知だと思います。「八苦」は「五蘊盛苦」五蘊は精神と体の事で、それを思うようにコントロールできない事。「愛別離苦」自分の周りの愛する人々を失う意味。「怨憎会苦」憎しみを抱いている人と出会う苦しみ。「求不得苦」金品や地位や名誉など求めるものが手に入らない苦しみの事になります。
誰もが体験する事のような気がしますが、一言で言いますと「一切皆苦」と言うお釈迦様の言葉が当てはまりそうです。「人生は思い通りにならない」という意味です。では、どうするのかと言いますと、「諸行無常」という言葉があるのです、世の中は絶えず変化していて、今の置かれた立場や金品の状態が「変わらない」と思うことは間違いで、仮に「変わらないで欲しい」と思えば「執着」になります。すると人は苦しみます。すべては「無常」であると思えば苦しむことも無いという事。
「諸法無我」と言う言葉もあります。物事は独立して存在するものは何一つ無いという事。全てはつながりがあり因果関係で成り立っているという事。しかし、人間は自分の思い通りにならないと自分以外に原因を求めます。不満や怒りを人にぶつけるのです。自分の心が生み出していることに気が付きません。だから苦しみます。
しかし、「始まり」には必ず「終わり」があります。こんな時だからこそ「家」と言う意味を、「家族」の大切さを教えてくれた「新しいウイルス」に感謝するくらいの心で乗り切って「終息」を迎えたいものです。
記者―不思議とイライラが取れました。さて「美空」では感染防止の為の消毒作業と換気の徹底とオゾン発生器での除菌作業をしているという。相談室は飛沫防止のビニールシートで区切りを設けているから安心して相談に来てください、と言う事だ。もちろん式場は無料だ。
■(株)平和堂典礼【フリーダイヤル】0120・59・6999
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