4月8日から臨時休業していた同施設
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受けて４月８日から臨時休業していた「テラスモール湘南」（辻堂神台）が５月25日から食物販店を中心に一部営業を再開することが分かった。関係者によるとその他の物販店舗などについても政府の方針を踏まえた上で、６月１日以降の再開を目指すという。
（５月20日起稿）
18日、公式ホームページで明らかにした。
同施設では現在、スーパーやドラッグストアなど一部店舗のみ営業しているが、25日以降はスイーツや惣菜など約40店舗が出店する「湘南マルシェ」のほか、周辺の食物販店やクリーニング店など一部サービス店の約10店舗を再開する。営業時間は当面の間、午前11時から午後８時までとし、開店と閉店をそれぞれ１時間短縮する。
ファッションや雑貨を含むその他のテナントの再開に向けて施設担当者は、「店舗側と再開時期を調整している」と説明。各店の詳細時期については「現状答えられない」としつつ、緊急事態宣言の期間が終了する６月１日以降に同時再開が可能か、営業体制などを確認しているという。
物販業など店舗についての情報は方針が決まり次第、同ホームページで公開するとしている。
他の商業施設も順次
商業施設の営業再開を巡っては、湘南モールフィル（辻堂新町）、ＯＤＡＫＹＵ湘南ＧＡＴＥ（南藤沢）、フジサワ名店ビル（同）、さいか屋藤沢店（藤沢）などが政府の緊急事態宣言の方針を受けて近く再開時期を判断する考え。ただ「仮に（21日に）解除となっても出店者との調整に１週間以上かかる」（ＯＤＡＫＹＵ湘南ＧＡＴＥ担当者）といい、今月末から６月上旬にかけて順次再開となりそうだ。
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