藤沢市民病院の常田康夫院長は1日、記者会見で新型コロナウイルス感染症に対するこれまでの対応と今後の方針について発表した。緊急事態宣言が解除されたことを踏まえ、陽性患者の対応などを初めて明かした。
会見では、同院は2月以降、湘南東部二次保健医療圏で唯一、第二種感染症指定の医療機関として、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で集団感染のあった陽性患者17人のほか、27人の治療にあたってきたことを公表。今後も新型コロナウイルス感染症拡大を見据えた医療体制「神奈川モデル」の高度医療機関として、重症患者を中心に治療を担っていくとしている。
院内感染予防対策としては、▽陽性患者と一般患者の動線が交わらないエリア別け▽医療スタッフの適切な防護具の使用、手洗いの励行、消毒の徹底―などを列挙。同院によると、感染が不安で受診を控える患者が多いといい、常田院長は「感染防止対策を徹底しており、今までスタッフや他の患者さんが感染したことはない。安心して受診してほしい」と呼び掛けた。
相談電話を開設
藤沢市は同日から、新型コロナウイルスの影響により、不安やストレスを抱える市民を対象に「心のケア相談電話」を開設した。電話相談は【電話】0466・20・5233(平日午前8時30分から午後5時15分)。
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