新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月から臨時休業していた新江ノ島水族館が先月31日、緊急事態宣言の解除を受けて3カ月ぶりに営業を再開した。この日は約200人が列を作り、再開を待ちわびた家族客らが海の生き物を見物するなどして楽しんだ。
「魚たくさんいるね」「エイ大きいね」。館内の相模湾大水槽の前では子どもたちが魚を指さしながら声を弾ませた。
この日はマスクやフェイスシールドを付けたスタッフが迎え、入館前の赤外線サーモグラフィーによる検温やアルコール消毒など感染症対策を徹底。最大1500人とする入場制限もかけた。堀一久社長は「待ちに待った再開。お客様と喜びを分かち合いたい。安心安全対策についてはこれまで以上に力を入れていく」と話す。
ショーや動物とのふれあいプログラム、タッチプールなどは感染症予防の観点から当面休止に。代わりにイルカとアシカによる10分程度のミニライブを実施していく。
この日、茅ヶ崎市から親子で訪れた永島英幸さん(41)は「久しぶりの外出なので、子どもが楽しそう」、息子の幸くん(3)も「楽しかった」と笑顔だった。
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