津波や洪水に備え防災意識を高めてもらおうと、湘南海浜植物育成会は5日、辻堂西海岸の小中学校周辺で育ててきた海浜植物「ハマボウ」約20本を、県立湘南海岸公園へ移植した。松田省悟会長は「彩り豊かにして、たくさんの子ども達に公園に遊びに来てもらいたい」と話している。
ハマボウは日本原産のハイビスカスとも言われ、海水や強風などに強く海岸地域に適応した植物。枝葉が生い茂りマングローブ樹のようになることから、津波などの被害を軽減するとされ、防災意識の向上や啓発の目的で植栽されている。
今回は国道134号線から同公園内サーフビレッジへ続く、メインストリートの津波避難場所案内図板の近くに植えた。近くには遊具が並ぶ「ちびっこ広場」もある。同公園管理部長の益子篤さんは「公園内が華やかになり、防災意識の向上にもつながり一石二鳥。子ども達にも興味を持ってもらえたら」と話した。
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