横浜、川崎を除く県内66のクラブから成る国際ロータリー第2780地区(杉岡芳樹ガバナー)は10日、県聴覚障害者協会(渡邊千城理事長)にフェイスシールド300個を寄贈した。
聴覚障害者のコミュニケーションは、手話に加えて口の動きや表情を読むことが重要。しかし、コロナ禍の影響でマスク着用が必要となっていることから、障害者同士だけでなく、介護や支援活動の現場でも「会話」に苦慮しているという。また、手話通訳者もその観点からマスクを着用しないことがほとんどで、フェイスシールドの不足が、深刻な課題になっていた。今回の寄贈は窮状を知った会員の発案で実現した。
寄贈式は市内の県聴覚障害者福祉センターで行われ、地元の渡邊昭ガバナー補佐が届けた。同協会事務局長の河原雅浩さんは感謝を述べるとともに「これで支援者や通訳者と安心して交流できる」などと話した。
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