市政の現場から コロナショックと複合災害 藤沢市議会議員 かみお江里
コロナ禍は日本社会が抱えていた社会構造の脆弱さを浮き彫りにしました。豪雨や台風シーズンを控え、新たに急務となっているのが避難所での感染症予防対策です。集団感染による避難所崩壊は防がなくてはなりません。６月23日の本会議では、感染症予防を念頭に置いた被災者支援について一般質問しました。
市によると、３密回避を図ると避難所の収容可能人数は従来よりも半減するとのことでした。避難先を増やす方法としては、▽体育館以外の教室などの確保▽分散避難の観点から、大規模な駐車場がある公共施設を活用した車両避難▽水害避難所として市民の家を開放する、などで現在関係機関と協議を進めているとのことです。
また感染者を含む受け入れ態勢については▽可能な限り一般の避難者との動線を分ける▽個室の専用スペースが確保できない場合には、間仕切りや屋内型避難テントを利用するなどの対応を行う、との答弁でした。
感染の第２波、第３波はいつ来るか分からず、平時からの備えと即応力が問われます。複合災害にも柔軟に対応できるよう、市には具体的な措置を強く求めました。
※一般質問の内容は市議会録画放映一覧表で閲覧いただけます。
藤沢版の意見広告・議会報告最新6件
|
能登地震に学べるか。3月29日 |
|
|
|
|
|
|
|
