藤沢市は先月29日、市が帰国者・接触者相談センターを開設した2月7日以降のPCR検査の実施件数や陽性率を明らかにした。市によると7月22日までの検査数は計2891件、陽性者は99人で陽性率は3・42%だった。同日の市議会災害対策等特別委員会で報告した。
内訳は帰国者・接触者外来が2582件、市医師会が運営するPCR検査センターが205件、市内医療機関が104件。また帰国者・接触者相談センターへの問い合わせは8628件、一般電話相談は4852件だった。
報告によると、6月5日に1カ月ぶりに新型コロナの感染者が確認されたのを皮切りに、再び市内の感染者は増加傾向にあり、特に7月以降の増加が目立っている。
今後の対応について、市保健所の阿南弥生子所長は「限られた人員、資源の中で最大限の対策を講じてきた」とし、感染者拡大の局面を見据え、「相談から検査を受けられるまで日数短縮や積極的疫学調査を行う人材の育成、感染者情報や感染状況を的確に把握する即応的な体制整備も検討していく」と述べた。
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