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お盆が終わると、もうすぐお彼岸 裸で川を渡るか?否や?
記者―お彼岸と言えば春分・秋分の日だが、果たして日本だけの行事なのか。メモリアルホール「美空」を運営する(株)平和堂典礼の代表に聞いてみた。
代表―お彼岸は日本独自の行事になります。世界的に見てもお彼岸を営む国はありません。そもそもお釈迦様は「人は死後49日で別の存在に生まれ変わる(輪廻転生)か、解脱するかの何れか、としています。つまり、先祖があの世からお盆や彼岸に帰ってくると言う解釈は無いのかもしれません。
しかし彼岸はサンスクリット語で「パーラム」で、「渡る」を「イター」と言います。つなげると「パーラミター」となり、般若心経の一節の「波羅蜜多(ハラミタ)」の事になるのです。そもそも私たちの住んでいる此岸は欲や煩悩が捨てられない世界で様々な煩悩に耐え忍ぶ世界とされ、サンスクリット語で「サハー」と言い、「娑婆」の事になります。教えでは悟りの境地の彼岸へ行くには「出家」する事でした。川を渡るには、身一つでなければ渡れません。服を着ていては、ましてや財産などを持っていけるわけがありません。つまり妻や子も含めたすべてを捨てて裸になって渡る必要があったのです。この教えが「小乗仏教」です。現在で考えると「失踪者」としか思えないのですが。
そこで「大乗仏教」が登場します。先ほどの般若心経は「般若波羅蜜多心経」の略でして、もっと略して「心経」とも言いますが「波羅蜜多」は「彼岸に渡る」という意味でしたでしょう。「般若」とは「知恵」という意味ですから「知恵で彼岸に渡る」方法を説いた経典とも言えます。
つまり、彼岸に渡らぬとも、この此岸で実践できる方法が説かれているのです。墓前で唱えれば、声に出しても、心の中でも普段と違う「良いお彼岸」になるかもしれません。ちなみに、ちびまる子ちゃんも困った時に唱えていましたね。
□今年の秋の彼岸は9月19日から25日です。秋分の日の中日は22日です。
□「美空」は無料式場です。コロナでままならない生活を強いられ、将来を考えられない現在です。家族葬にも色々と工夫があります。予算を抑えたい方や、家族に合った送り方を悩んでいらっしゃる方は、ぜひともご相談ください。見積もりには自信があります。
【フリーダイヤル】0120・59・6999(株)平和堂典礼
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3月29日