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湘南大庭・ぐるんとびーレポート【6】 防災は「つながり」が鍵
9月1日は防災の日。湘南大庭の福祉事業所「ぐるんとびー」では、もしもの時のため、しっかりとした備えを行っている。
東日本大震災をきっかけに、「地域住民の交流が防災力につながる」と開設された同所。常日頃から住民同士の協力体制を整えるよう力を入れる。昨年の台風19号の際は、地域の福祉避難所として開設。独居の高齢者宅を1軒ずつ訪問し安否確認、川の近くに住むスタッフの家族に避難所として利用してもらうなど、対応を行った。
物資の備えは、発電機やガソリン、ライトなど電気関連をはじめ、飲料水や米などの飲食物、トイレ、宿泊設営など。利用者やスタッフ含め、地域での炊き出しができるように平時から備えをしている。感染症対策のため、マスク1万枚やN95約50枚も用意。災害時に焦ることなく対応できるよう環境を整えている。
そして、スタッフの中には、東日本大震災や熊本県地震、長野県豪雨災害などの災害支援の経験者が10人近くいるため、その経験とノウハウを生かした対応も可能。そのほか、スタッフが自治会の防災担当や地域防災担当として平時から活動している。
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