市消防局によると、8月の市内救急搬送のうち、熱中症の搬送者数は100人で昨年の70人を大幅に上回った。特に最高気温を記録した16日を含む週は44人と月内最多だった。
全国的に8月は最高気温が30度を超える真夏日、35度を超える猛暑日が続いた。
横浜地方気象台の調べによると、辻堂観測所では8月16日の最高気温が36・9度となり、1978年の統計開始以来の記録を更新。2010年8月17日の36・7度を上回った。また、8月全体の月平均気温も28・8度となり、10年8月の28・2度を更新した。
救急救命課によると、特に目立つ熱中症の事例は、65歳以上の高齢者と、住居での発生。同課は高齢者は体の特徴的に暑さに気付きにくいことが多いことから、より注意が必要という。
対策は、こまめな水分補給と冷房の適正な使用といい、9月に入っても気温が高い日が続いていることから、同課では「引き続き熱中症対策に気を付けてほしい。意識がない、呼び掛けに対して返事がおかしい、普段どおりに歩けないといった症状が見られた時には、すぐに救急車を呼んで」と呼び掛けている。
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