藤沢産の小麦を使った「葛原地粉うどん」の丸細麺が、わいわい市藤沢店などで販売されている。市内で小麦を生産している「葛原地粉の会」が 商品化したもので、歯ざわりや喉越しがいいという。
葛原地粉の会は毎年栽培した小麦を、うどんやそうめん、スパゲティなどに加工して販売している。最近では茹で時間が短く手間のかからないそうめん、冷や麦などが人気で、「手軽さがニーズ」と、うどんの細い麺も商品化した。
小麦は日本麺に適した国産品種「さとのそら」を使い、全粒粉と普通の2種類がある。
同会の大貫正雄代表は「8月から売り出して、徐々に販売数も増えている。リピーターが多いようだ。風味があって栄養価も高い全粒粉が人気」と話している。
遊休農地を解消
同会は、2008年に遊休農地の解消を目的に設立した。定年退職した中高年が中心となり、荒廃していた土地が少しでも減少すればと小麦の生産を始めたが、使われなくなって久しい土地は、竹が生い茂り、場所によっては太い木を抜き取るなど整備には時間がかかったという。
今年は、人手不足から耕作地を3分の1に減。きめ細やかな手入れが功を奏し豊作だった。
葛原地粉うどん丸細麺は、1袋200gで230円(税込)。
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