湘南藤沢徳洲会病院(宗像博美院長)=辻堂神台=で先月1日から、発熱外来棟の運用が開始された。新型コロナウイルス感染拡大を受け、同院敷地内の駐車場に新設されたプレハブの建物内で、37度以上の発熱や強い倦怠感、咳・痰など、コロナウイルスが原因の可能性がある症状を持つ高校生以上の患者を専門に診察している。
同院は新型コロナ対応に対応する県の「神奈川モデル」の中で、湘南東部医療圏(藤沢・茅ヶ崎・寒川)で唯一の重点医療機関指定病院として、中等症患者を受け入れ、3月に救急外来の一角に発熱外来を開設。患者数は1日平均30人、多い時では50・60人を超すため、待合スペースの確保や院内感染防止の面からも別棟での診療体制が望まれてきた。
診療時間は平日の午後1時から4時までと、土曜日の午前8時30分から11時30分まで。受診する際は、直接発熱外来棟で受付を行う。問診・処置スペースや診察室、PCR検体採取室などのほか、同棟専用の、肺や脳の検査を行うCT装置も新たに導入されている。
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