神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2020年10月23日 エリアトップへ

新型コロナ重症化予測因子 元市議参加の研究が特定

社会

公開:2020年10月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
東京医科大学の落谷教授(右)とISMの宮戸さん
東京医科大学の落谷教授(右)とISMの宮戸さん

 藤沢市出身で元市議会議員の宮戸みつるさんが代表取締役を務める国際スペースメディカル(株)(東京都千代田区)が、東京医科大学医学総合研究所の落谷孝広教授、東京慈恵会医科大学藤田雄助教らとの共同研究で、新型コロナウイルス感染症の重症化を予測する因子を特定したと13日、発表した。

 宮戸さんは「重症化予測が出来ることで、入院者数を減らすことが出来、不安視されている医療崩壊を回避できる」とコメント。今後、検査キットの開発や創薬の研究を進めていく。

陽性時の血液で判断

 共同研究チームは新型コロナウイルスの感染が拡大する今年3月、がん診断などに用いられる血液中の遺伝情報物質RNAと情報伝達物質エクソソームを調べるリキッドバイオプシー検査で、同ウイルス感染者が健常者と違う結果を示すことに注目。数百兆種類のエクソソームの中からウイルス感染に対する抵抗性や免疫機能にかかわる情報を運ぶ「COPB2」陽性のエクソソームの有無が新型コロナ感染者が重症化するか軽症で収まるかの判断基準となることを特定した。陽性と判明した時点の検査で、100%の確率で重症化、軽症化の判定可能という。

 また、今回の研究で得られた検査手法は、今後の病態の解明や新規治療法の開発に役立つと期待されている。

 宮戸さんは「国内のみならず世界の防疫と経済活動の両立が出来るよう、全力を尽くしていく」と話した。

藤沢版のローカルニュース最新6

GWに子どもフェスタ

GWに子どもフェスタ

スタンプラリーも

4月20日

自分だけの宇宙を作ろう

自分だけの宇宙を作ろう

GWワークショップ

4月20日

お宝絵画や現代アート

お宝絵画や現代アート

約50点一堂に

4月19日

細密な植物アート110余点

細密な植物アート110余点

「たんぽぽの会」が作品展

4月19日

今はなき小字を知る

今はなき小字を知る

21日に善行雑学大学

4月19日

私立小の魅力紹介

私立小の魅力紹介

21日、テラスモール湘南

4月19日

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook