藤沢商工会議所(増田隆之会頭)では来年1月、市内の「逸品」を福島、群馬両県で売り出す通販事業を初めて実施する。両県の日刊紙に見開き広告を出し、訴求する。掲載料は同商議所が負担。現在、掲載希望店を募集している。
この事業は、コロナ禍で市内小売店などの売上げが落ち込む中、地元のニーズに加え、県外に販路を拡大しよてもらおうと企画。競争相手が多いウェブではなく、固定読者が存在し、確実に情報が届く現地日刊紙に注目。巣ごもり需要に、全国的に知られる湘南ブランドで、自宅で注文できる通販を選んだ。
両県での展開となったのは、いわき商工会議所(福島県)、高山村商工会(群馬県)と今年3月に災害時の経済復興支援で連携協定を結んだことが縁となっている。
「藤沢には全国に自慢できる商品がたくさんある。事業者の皆さんの新たな可能性が見つかる企画なので、ぜひ応募してほしい」と担当者。さらにこの通販企画は、両県以外でも実施したいと考えている。「実施と検証を重ねて、販路をどんどん拡大していきたい」と話す。
詳細、問い合わせは同商議所経営支援部支援課【電話】0466・27・8888へ。
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