藤沢市は24日、風水害に備えた訓練を、市消防防災訓練センターで実施した。昨年9月に関東地方に上陸し、市内にも甚大な被害をもたらした台風15号と19号の教訓を踏まえ、関係機関の連携強化のため行われたもの。市消防団や市建設業協会、救助犬訓練士協会など7機関が参加し、人命救助などの訓練を行った。
訓練では、関東地方に台風が接近、雨が強く降り続き、大規模な土砂災害が発生し、建物や車両が土砂に押しつぶされ要救助者がいることを想定。無人航空機「ドローン」を活用し安全管理に役立てるなど、各機関が連携をとる実践的な訓練が行われた。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、毎年5月に実施されている水防訓練、9月の市総合防災訓練は中止。訓練を終え、鈴木恒夫市長は「貴重な訓練だった。課題を検証して、いざという時のために役立てたい」と話した。
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