年齢を感じさせず、ドライバーをフルスイング。昭和ヒトケタ生まれの高師昌子さん(石川在住)は市ゴルフ協会も「男性でも珍しい」と驚く90歳のアマチュアゴルファーだ。
湘南シーサイドカントリークラブの65歳以上のグループ「禄寿会」に所属し、週1回はコースに出る。さらに多い時ではコンペも月4・5回こなす。77歳、88歳で胃がん手術した後は「昔ほど飛ばないの」と話すが、18ホール約5Kmをほとんどカートなしで歩いてラウンドするという。スコアはハーフで55から60はキープする。
ゴルフ歴は50年超。35歳の時、仕事でコンペに参加する夫に誘われ、初めてクラブを握った。「ボールと向き合うのは私一人。どんなボールが飛んでも、すべて自分の責任。こんな楽しいことがあるのかと震えた」と高師さん。元々通産省在籍時に卓球で全国大会出場など”スポーツウーマン”だったこともあり、腕はめきめき上がった。「キャディさんが『奥さんの方が上手』なんて言うものだから、しまいには夫は一緒に行ってくれなくなった」と笑う。
「今まで色々あったけれど、ゴルフに出会えて幸せよ。100歳まで続けるわ」と微笑んだ。
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