藤沢版 掲載号:2020年12月11日号 エリアトップへ

旧三觜家住宅など明治地区にある文化財の保存活動に長年取り組む 磯崎 三郎さん 城南在住 81歳

掲載号:2020年12月11日号

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地域の宝、後世に

 ○…文化財は雄弁だ。建築物であればかつての生活様式が垣間見え、外観や造作の意匠を今に伝える。あるときは史実を証明する”生き証人”にもなる。旧三觜家住宅の保存に携わって10余年。明治郷土史料室の企画展示や調査など今も力を注ぐ。「文化財は地域の宝。たとえ建物がなくなっても、後世に歴史をつなぎたい」。今回のVR制作に熱意を傾けるのも、そんな思いからだ。

 ○…「とても筆の達者な先生がいたんだよ」。幼い頃、習字の手ほどきを受けた祖父がよく口にしたのが、耕余塾で教鞭をとった小笠原東陽だった。後の宰相吉田茂らを輩出した名門私塾。おとぎ話代わりに聞かされた地域の歴史話が萌芽となったのかもしれない。退職後、明治市民センター改築に合わせた史料室運営委員の募集に手を上げ、以来、地域の歴史にまつわる文献や資料を読み漁り知識を深めた。今や誰もが認める生き字引。「ほかの用事もあるけど365日ここに通っている感じ」と笑う。

 ○…町内会長を務める四ツ谷町内会にある大鳥居。大山阿夫利神社に通じる、大山詣の「一の鳥居」だ。老朽化のため住民からは撤去を求める声もあったが、「なくすのはしのびない」と文化財としての価値を訴え説得。神社の協力も取り付け、9年前に改修を実現させた。

 ○…かつて藤沢宿と平塚宿の中間に位置した「中宿(なかのしゅく)」だった町内会には、当時の名残もちらほら。「商売が盛んだったから屋号が残っている。うちは茶店だったから”まんじゅう屋”。あとは草鞋屋に升屋とか」。自らを評して歴史の「中継ぎ役」。「一度途絶えると検証すらできなくなる。きちんと次の世代につながるよう、今できることに努めたい」

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