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藤沢版 公開:2020年12月11日 エリアトップへ

初詣に備え感染症対策 江島神社などがガイドライン

社会

公開:2020年12月11日

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鈴木市長にガイドラインを手渡す相原宮司(左から1番目)と湯浅会長(中央)
鈴木市長にガイドラインを手渡す相原宮司(左から1番目)と湯浅会長(中央)

 例年多くの参拝客で混み合う初詣期間に備え、江島神社や江の島振興連絡協議会などがこのほど、新型コロナウイルス感染防止のガイドラインをまとめた。駅から島内の動線に沿って看板を設置し、感染症対策の徹底を呼び掛けるほか、混雑状況をリアルタイムでウェブ配信する。

看板設置や混雑状況配信

 3日、同神社の相原圀彦宮司や同協議会の湯浅裕一会長、江の島観光会の二見将幸会長らが市役所を訪れ、鈴木恒夫市長に報告した。

 同神社などによると、年間を通じ来島者が最も多いのが正月で、3が日中に約15万人が訪れる。限られた空間で例年の混雑状況を踏まえると十分な対人距離の確保が難しいため、マスク着用や大声での会話を控えるよう啓発する大型看板や横断幕を島入口に設置。混雑状況を可視化できる「ENOMAP」を活用し、QRコードを記した看板も来島者の動線に沿って30カ所設置する。

 ENOMAPは島内と周辺施設に加え、辺津宮、中津宮、奥津宮の混雑状況をスマートフォンなどを通じて配信。来島者の自発的な3密回避に役立ててもらう。

 赤鳥居から辺津宮境内までは一方通行とし、手水舎のひしゃくを撤去して流水式に改める。鈴の緒は設置しない。

 この日、市観光協会会長も務める湯浅会長は「正月は新たな観光のスタートでもある。安心してお参りできるよう地元としてもしっかり対策していく」と話した。

各神社「分散参拝を」

 市内各神社でも新型コロナ対策をそれぞれ進めている。お守りや破魔矢の頒布を年内に前倒す(白旗神社)ほか、希望があれば郵送にも応じる(皇大神宮)などするという。

 いずれも参拝の時期を集中させない「分散参拝」を呼び掛けており、「三が日や松の内にとらわれず、1月ひと月を初詣期間と考えてもらいたい」としている。

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