市政の現場から コロナ禍があらわにした女性の貧困と感染弱者 藤沢市議会議員 かみお江里
今回の新型コロナウイルス感染拡大は特に女性の生活や雇用に与える影響が深刻で「女性不況」とさえ呼ばれています。12月10日の藤沢市議会本会議では「コロナ禍があぶりだす女性の困難な雇用環境」など2件について一般質問しました。
長年、わが国では非正規職で働く女性は主婦パートだと思われがちですが、中には独身でいざというとき頼れるパートナーがいない方もいます。また非正規職で働く女性のうち、8割を超える人たちが年収200万円未満で働いており、働く壮年の単身女性の半数が貧困状態にあるという研究報告もあります。
生き方は多様です。当事者の現実を踏まえれば、社会の狭間で苦境に立たされる生活困難者一人ひとりが支援に辿り着けるための包括的連携とセーフティーネットの取り組みが必要です。
今年の施政方針には目指すべきまちの姿として「インクルーシブ藤沢」が掲げられました。誰一人取り残さないまちが実現するよう、市には強く要望しました。
2件目の質問は重症化しやすい感染弱者(高齢者や基礎疾患がある方など)への対応について、市の見解を問いました。
※一般質問の内容は市議会録画放映一覧表で閲覧いただけます。
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