卒業生は2万5千人を超え、今年、創立90周年を迎える藤沢翔陵高校。金子好幸校長は「地域の皆様のご協力のおかげ。大変お世話になっているので、恩返しをしていきたい」と感謝の言葉を述べる。親子2代、3代と翔陵に通う家庭も珍しくなく、「今後も変わらず”地域に根差した男子教育”を提供していく」と前を向く。
創立以来、「男子教育のスペシャリスト」として、男子の特性を生かした学びを提供。高校生活で身につけるべき「学び続ける力」を育むべく邁進している。「勉強や運動など何でも、『好きなこと』を追求しているときが、1番の学びにつながる。そこで身につけた勉強法が、移り変わる世の中を生き抜く力になる」と金子校長。生徒の「個の学び」を深めるため、教員が導くことで、時代の変化に対応した学習スタイルを追求する。
節目に合わせて、今年新たに新校舎が誕生。「勉強やスポーツ、芸術など、より一層、好きなことを伸ばしてもらうために環境を整えている。3年間で様々な経験を積んで、未来を生き抜く力を身に付けよう」
■1987年に同校へ奉職。理科・科学の教員として、担任などを受け持ったのち、広報主任や事務長などを歴任。3年前に校長へ就任した。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|