記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 2月19日0:00更新
取材をしていると「東日本大震災をきっかけに活動を始めました」という話をよく聞きます。当時私は中学3年生で、「春から花の女子高生」と浮かれ気分でしたが一転。東京で働く父やパート勤めの母は自宅に帰ってこられず、どんどん日が暮れる中、弟と2人「どうなるんだろうね」と無力さを感じました。あれから10年。節目の年に、記者という当時とは全く異なる視点から、被災地と藤沢の「地域のつながり」を取材し発信します。連載が誰かの心に響いて何かのきっかけになってくれたら、うれしいです。