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どうする?「弔い上げ」と「墓じまい」
記者―最近「弔い上げ」と「墓じまい」という言葉を聞くことがある。意味を「無料式場・メモリアルホール美空」を運営する(株)平和堂典礼の代表に聞いてみた。
代表―ご相談が増えています。初めに「弔い上げ」とは故人を供養するための年忌法要を終わらせることです。一昔前には「三十三回忌」や「五十回忌(遠忌)」で「弔い上げ」をしました。最近では一昨年の石原裕次郎さんの三十三回忌法要でまき子夫人が「公の場での法要を終える」と、事実上の弔い上げを発表しました。雨男と言われた裕次郎さんらしく、通夜・葬儀・四十九日法要から七回忌まで雨を降らせましたね。
話がそれましたが、最近では七回忌や十三回忌で「弔い上げ」をされる場合も増えてきました。核家族化が進み、一人っ子の家族やお子様のいらっしゃらないご夫婦などは「営む人がいない・嫁いだ娘に負担をかけたくない」など、早くに弔い上げをする傾向にあります。
余り早い「弔い上げ」は「薄情」だと考える人もいるようですが、裕次郎さんの三十三回忌法要まで大々的に年忌法要を営んだまき子夫人がおっしゃったように「公の場での法要を終える」という事なのです。これからはゆっくりと家族だけで、またはお二人だけで語り合うのだと思います。「墓じまい」も「弔い上げ」と同じような理由になります。高齢のために「墓参り」をすることが困難な場合やお墓を継ぐ人がいない場合もあります。
しかし、「墓じまい」をするには沢山のしがらみと手続きが必要になります。遺骨の受け入れ先を決めたら、改葬許可申請書を取り寄せて、墓地管理者から埋葬証明書を発行してもらいます。その他、受入証明書、改葬承諾書(不要の場合有)、遺骨の取り出し、墓石の撤去など、多肢に渡ります。読経も必要でしょう。これだけで「イヤ」になりますでしょ。
しかし、「めんどくさい」と言ってそのままだと、次の世代の方が大変な思いをします。が、結局そのままの墓所が沢山あるのが現実です。
記者―なるほどです。弔い上げをしたから供養をしないというわけではないのですね。悩んでいた人は背中を押してもらえそうです。さて、美空は葬儀後でも親切に相談に乗ってくれると評判だ。本当に心強い。
■(株)平和堂典礼【フリーダイヤル】0120・59・6999
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