店自慢の味、テイクアウトで楽しんで――。
藤沢産の農水産物を使ったメニューを提供する市内飲食店による限定弁当が藤沢市役所1階のプロムナードで販売されている。コロナ禍で苦境が続く飲食店の支援と地産地消の推進を兼ねた取り組みで4月30日まで。
販売は平日午後4〜6時。市が認定する「藤沢産利用推進店」が日替わりで出店しており、中華やイタリアン、韓国料理など多彩な弁当や総菜が並ぶ。夕方の一時ながら来庁者や市職員など往来が多い場所とあって、1日平均80食ほどが売れているという。現在12店舗が参加している。
市役所前広場で実施した30日は3店舗が出店。弁当を購入した鈴木恒夫市長は「飲食店の支援に加え、自宅で外食の味を楽しみたい人とのマッチングになる」と話した。
「ては〜と弁当」店長の宮沢太一さん(34)は「良いものを作っている自信があるので、こういう機会はありがたい。手探りだが少しずつ周知していければ」、イタリア料理店「タントタント」の鈴木千恵さんは「藤沢産の食材を使っていることをお客さんに直接アピールできる。お店の魅力を多くの人に伝えられたら」と話した。
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