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余った食料品、困窮者へ 「フードバンクふじさわ」が発足

社会

掲載号:2021年4月2日号

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設立メンバーの野副代表(右)と鷲尾さん
設立メンバーの野副代表(右)と鷲尾さん

 家庭や企業で余った食品を集め、生活困窮者に提供する「フードバンクふじさわ」(野副(のぞえ)妙子代表)が先月28日、発足した。コロナ禍で加速する格差や貧困、社会的孤立などの社会問題を背景に、地域福祉に携わるNPO法人ら7団体が団結し設立。市内を活動拠点とし、より広く生活困窮者の支援に役立てるとともに、食品ロス削減の一助を担う。

 訪問介護や地域の縁側事業などの地域福祉に携わるNPO法人らが所属する「ふじさわ福祉NPO法人連絡会」が発起人。日々の活動業務の中で、子どもや高齢者の貧困、引きこもりなど生活に切迫する実情を目の当たりにし、「必要な人の元へ必要な支援が行き届くように」と約1年前から準備を進めてきた。

 フードバンクふじさわは、市や市社会福祉協議会、フードバンクかながわなどと連携し、米やカップ麺、缶詰、飲料など集まった食料品を、市内6地域に設置した「フードパントリー」を通じて、ひとり親世帯や一人暮らしの大学生らに無償で提供する。市内の地域ごとの実情に合わせ、よりきめ細やかな支援ができるようになった。設立準備を行ってきた鷲尾公子さん(73)は「生活で困窮している人たちはなかなか自分から手をあげられない。地域単位で目を向けて、小さい声をくみ取り、寄り添った支援を」と話す。

 市内ではこれまで、市環境総務課で余剰食品の寄付を募る「フードドライブ」の設置や、子ども食堂を運営する団体が食料品の無償提供を始めるなど、生活困窮者への食料配布の支援の輪は広がってきている。一方で、コロナ禍以降、昨年3月から市社協が行っている生活資金の貸付の申し込みは約5600件、総額約18億7千万円となるなど、潜在的な需要はあると考えられる。

 野副代表(71)は「子育てや介護、社会的孤立などで生活に困窮する方に居場所ができるよう助け合っていきたい」と話した。

 当面の間は、ひとり親世帯とひとり暮らしの大学生が対象。初回は4月23日(金)午後5時から7時に、ヨロシクまるだい(藤沢)、ほっと舎(大庭)、ふらっとステーションふじさわ(鵠沼石上)で提供する。要事前予約。問い合わせは各提供施設へ。

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