自慢のメニューを掲げる吉田さん
辻堂西海岸の飲食店「オンザピッグスバック」が、日本一“食べたい”ナポリタンを競う「カゴメナポリタンスタジアム」南関東代表に選ばれた。店長の吉田宏介さん（45）渾身の「湘南漁師風釜揚げしらすと魚介の鉄鍋追いスープナポリタン」で戦いを挑む。
同大会は２０１３年と17年に開催され３回目。全国のナポリタン自慢の店からメニューを募集し、今回は２０９店舗が応募した。審査員が実食などを経てエリア代表10店舗を選出。一般ウェブ投票を経て４月29日の「ナポリタンの日」にテレビ動画配信サービス「ＡＢＥＭＡ」の特別番組内で日本一が決まる。
南関東エリアは、東京や横浜なども含まれる激戦区。同店は元々裏メニューだったナポリタンを出場に際し、地域への恩返しも込め「湘南らしさ」を前面に押し出しリニューアルした。魚介系をベースにエビやアサリなどをトッピング。トップには山盛りの釜揚げしらす、彩りに湘南野菜の菜の花を乗せた。別添の魚介スープを注ぐことで味の変化も楽しめる。店舗では事前予約で注文可能。
世界一周クルーズのシェフなどを経て自分らしい店作りを求め、４年前に都内から湘南へ移住し、同店を構えた吉田さん。「普段とは違う場所での戦い。優勝を目指したい」と意気込んだ。
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