離れていても、気軽に花束で「おめでとう」「ありがとう」を――。
生花店「花やチセ」=辻堂=と(株)gluon=本社・東京都目黒区=が、花束をAR(拡張現実)化し、メッセージを添えて送るオンラインサービスを先月9日から行っている。
コロナ禍で、人と人との対話や直接プレゼントを渡す機会が減る中、「大切な人へ思いを届けてほしい」と企画。同店の小笠原弘子さんが、実際にアレンジメントしたバラやヒマワリなどを、360度あらゆる角度から約2000枚の写真を撮影。それを建築などで用いる3Dモデル化技術「フォトグラメトリ技術」を使って合成し、高精細なAR花束を作り上げた。
購入は、ウェブサイトから。花束と「Thank You」などメッセージを選ぶとURLが発行され、送ると、スマホ越しにARの花束が見られるようになる。URLは一カ月間有効だ。
小笠原さんは「花を贈る習慣のない人も試して、花に気持ちを伝える力があると感じてほしい」、同社の瀬賀未久さんは「今後はカーネーションなど季節に合わせて種類を増やす。ARの世界を楽しんでもらえたら」と話した。
現在6種類、100円〜。購入は【URL】https://www.flower4u.giftへ。
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