県立湘南高校陸上部の伊東祐輝さん(3年)と植田優菜さん(同)の2人が、先月行われた関東高校陸上競技大会県予選会でそれぞれ入賞し、6月18日から川崎市で行われる同南関東予選会への切符を手にした。2人は「入賞できてうれしい」と喜びを見せるとともに、その先のインターハイ出場へ向けて意欲を燃やしている。
伊東さんは八種競技で5177を得点し2位に入賞した。1日目の100mで11秒24を記録し1位を獲得するなど好スタートを切り、迎えた2日目。上位で接戦を繰り広げる中、得意のやり投げで2位と31点差をつけた570点を記録。最終競技の1500mで少し及ばず2位となった。伊東さんは結果に悔しさをにじませるも「南関東では5500点台を」と熱意を込めた。
自他ともに認める「とにかく負けず嫌い」な植田さんは200m決勝で25秒29を記録し3位に入賞。1位2位が相洋高校の選手だったことから「強豪私立校に勝ちきれなかった」と悔しさを露わにした。元々800mなど中・長距離が得意だった植田さんの走りは後半の伸びが持ち味。「この悔しさを糧に200mに集中して取り組んで、本番ですべてをぶつけたい」と意気込んだ。
これまでエースとして部をけん引してきた2人は「がんばれたのは周囲の支えと応援があってこそ」と感謝の気持ちを忘れない。部員や家族の思いを胸に次のステージへ挑む。
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