藤ヶ岡中学校3年生の山本千晶さんが先月27日、競泳の全国中学校大会(全中)県予選の、100mと200m背泳ぎで2冠に輝き全国への切符を手にした。山本さんは「予選で負けたら全国の舞台では戦えないと思っていたので優勝できてよかった」と笑顔をみせた。
山本さんは、両種目で自己ベストを更新。タイムは100mが1分2秒08、200mが2分11秒42で、200mは大会新記録だった。この結果を受けて山本さんは「100mは大会新記録に0・05秒届かなかったので悔しさが残る。200mは思った以上に良い結果が出て喜びよりも驚きの方が大きかった」と苦笑い。勝因は、自身のこれまでの課題であったメンタル面が安定しており「とにかく良いタイムを出すということに集中できたから」と振り返った。
全国へ向けて山本さんは「前回は自分より早い子が何人もいると思って緊張してしまった。今回は同等なレベルまで来られたと思うので良い勝負をして優勝できるようにがんばりたい」と意気込みを語った。全中は8月17日から19日に千葉県国際総合水泳場で行われる。
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