前説をするロボット「ユニボ」
辻堂神台にあるロボテラス湘南にこのほど、コミュニケーションロボット「ユニボ」が導入された。来館者に同施設の紹介をするいわゆる”前説ロボット”としての活躍が期待されている。
「本日はロボテラスにご来館いただき、ありがとうございます」。初お披露目となった先月23日、約10人の団体客に向けてユニボが喋り始めた。自己紹介から始まり、施設利用上の注意、スケジュールなど３分ほどかけて同施設の紹介する姿に、来館者は頷きながら耳を傾けていた。
ユニボは人の趣味や嗜好、生活習慣を学習しコミュニケーションに生かす次世代型ソーシャルロボット。ホテルや介護施設、企業の受付などで用いられており、今後は教育分野での活用も期待されている。
担当の佐々木泉さん「（導入により）感染リスクの低減が狙える。今後精度がより上がり、館内案内だけでなく各種ロボットの説明などもできるようになれば」と期待を込めた。
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