東京五輪の事前合宿で藤沢を訪れていたエルサルバドル選手団へ日本の文化や言葉を紹介するスペイン語のかるたを、藤沢市の都市ボランティア(シティキャストフジサワ)のメンバーが手作りした。外出が制限されていた選手たちに、かるたを通じて藤沢や日本の魅力を知ってもらおうと企画した。
かるたは、読み札と絵札が各28枚。絵札には江の島や海岸など藤沢の景勝地に加え、富士山や相撲など日本の名所や文化も写真やイラストで紹介。読み札にはスペイン語と日本語で紹介文を載せた。
中心メンバーの寺田敦さん(63)は「母国で家族や友人らと楽しんでもらえたらうれしい」と期待している。
かるたは、もう一種類、日本人向けにスペイン語のあいさつや食材などを紹介する学習かるたも作成。ふじキュンのイラストを載せて親しみやすく工夫したという。「大会で活動はできなかったが、メンバーと形あるものが残せて達成感がある。藤沢の人にも楽しんでもらいたい」と寺田さん。
市は、この2種類のかるた5セットをエルサルバドルの在日大使館へ贈呈。また、市のホームページで公開されており、ダウンロードもできる。
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