疫病退散、宇宙から祈願――。
疫病退散にご利益があるとされる「アマビエ像」をロケットで打ち上げる計画の祈願祭が6日、江島神社であった。
アマビエが刻印されたアルミ板は縦6cm×横3cm×幅0・5cm、重さ約3g。宇宙産業サービスを展開する「SpaceBD」(東京都中央区)が実施する「スペースデリバリープロジェクト」の一環で、早ければ年内にも国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の船外に取り付けられる。
同神社は弁天信仰とともに龍神信仰でも知られる。この日はBD社の関係者らが出席し、宇宙への打ち上げ安全と新型コロナの収束を願って神職らが神事を執り行った。
BD社の担当者は「宇宙を身近に感じてもらうと同時に日本の皆さんを勇気づけられれば」、相原圀彦宮司は「龍神は宇宙を司る神でもある。感染症が地球規模で収束してほしい」と話した。
アマビエ像は設置から半年ほどで地上に帰還し、その後同神社に奉納。一般公開も予定しているという。
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