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SFC初の学生自治会発足 新たな地域連携の形に

コミュニティ教育

掲載号:2021年9月24日号

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ウェブ会議の様子。(右上から時計回りに)中井才響さん、市川裕也さん、成田さん、松浦さん、水上翔太さん(同会提供)
ウェブ会議の様子。(右上から時計回りに)中井才響さん、市川裕也さん、成田さん、松浦さん、水上翔太さん(同会提供)

 慶應大学湘南藤沢キャンパス(SFC)=遠藤=の学生らが8月、初の学生自治会を発足させた。大学と学生をつなぐ学内の活動にとどまらず、地元商店会や一般自治会ら地域団体との連携を通じて社会課題に向き合い、新たな学生自治会のあり方を模索する。

 名称は「湘南自治会」。会長は置かず、代表役員5人による合議制を採用しており、SFCに通う約50人が会員として参加する。

全学生にウェブ投票

 学生自治会設立は、一人の学生がSNS上で発した「SFCには学生自治会がない」という投稿がきっかけ。この呟きを巡り、かねてから学生自治に関心があった総合政策学部3年の松浦竹之介さんと成田凜さんが意気投合。オンライン上で学生が参画する自治組織を作ろうと賛同を募り、昨年1月に準備会を立ち上げた。

 7月には学生自治会の設立について、SFCに通う全学生約5千人を対象にウェブ投票を実施。賛成多数で会発足にこぎつけた。

 学内ではコロナ禍での授業のあり方や困窮する学生の声などを学校側に届け、学生生活の向上につなげる。またSFCはこれまで地域活性事業などで複数の事例で連携してきた実績があり、今後は窓口としての機能も兼ねたい考え。「研究室という括りではなく、学生ならではの視点や一緒に何かしたいという声に応えていきたい」と松浦さん。

 今後の地域での活動について、成田さんは「形式は異なるが、我々も自治会。地域の『自治会の先輩方』から学びながら、新たな可能性を一緒に探っていければ」と話した。

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