障害者の世界を理解し、多様性を認め合うことを学んでほしいと(一社)藤沢青年会議所(藤沢JC・石井世悟理事長)は16日、市長久保公園都市緑化植物園で小学生を対象にした体験学習会を行った。参加した児童は、目隠しや車椅子など実際に障害者の境遇を体験。「どう手助けすればいいのかわかった。今度見かけたら声をかけてみたい」などと話した。
「集まれ!わくわく冒険隊!」と題し、地域の関係団体協力の下、介助犬デモンストレーションや車いす体験、目隠し誘導体験、高齢者体験など5つのチェックポイントを巡回する形で実施。各ポイントで明かされるキーワードを冒険の書に集めていく「遊び」を入れるなど、楽しみながら学ぶ仕組みとしたところ、定員30人に対して100人以上の応募があったという。
市内西富から参加した4年生の姉妹は、誘導役、障害者役をそれぞれ体験。目隠しで歩く状態を「怖かった」と振り返り「安心させながら誘導することの大切さがわかった」と感想を話した。藤沢JCの小林百合子さんは「ここでの体験が誰もが認め合い、補い合う未来につながれば」と述べた。
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