「あのネズミには負けないわ」「そっか…、ハンバーグに足はないのか…」。知的と身体障害のある小木曽たまねさん(22)=下土棚=の不思議な寝言と母・正子さんの見事なツッコミ、そしてクスっと笑える親子の楽しい会話が来年のカレンダーになった。
この「たまねごとカレンダー」は正子さんが娘が時折発する面白い寝言や、言動をフェイスブックで投稿していたことがきっかけで生まれた。障害者関連の専門誌の関係者や正子さんも参加するその読者会メンバーを中心にファンが生まれ、たまねさんの寝言から何かつくれないかと「たまねごとで遊ぶ会」が発足。「たまねちゃんの可愛さ、面白さを知ってもらう」ことをコンセプトに会議を重ね、商品化を決めたという。
正子さんは「ダウン症、下半身まひ、医療ケアが必要など娘は大変な生活を送っていると思われているかもしれない。でも大変さは少しだけ。日々笑い転げています」と話す。たまねさんは正子さんが経営する就労継続支援B型事業所「ニコズキッチン」(大鋸)の名物店長。不定期出勤ながら、人懐っこさと独自のワールドで人気者となっている。正子さんは「悲しい時、イライラした時、カレンダーを見てクスっと笑ってもらえれば」と話した。
カレンダーはA4サイズで1千円(税込・送料無料)限定300部。詳細、注文はEメールで(株)コトノネ生活(uketsuke@kotonone.jp)へ。
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