藤沢版 掲載号:2021年10月22日号 エリアトップへ

外国人市民の声 市に届け 65人に一人が外国籍

社会

掲載号:2021年10月22日号

  • LINE
  • hatena

 グローバリズムが社会に浸透し、英語が学校の主要教科となって久しい。藤沢市でも多くの外国人が観光でなく市民として生活に溶け込んでいる。市人権男女共同平和国際課が「共生社会実現に外国人市民の協力は無くてはならない」と捉える一方で、外国人の生活の実態は一般市民からは見えづらい。3回にわたり外国人市民と藤沢の関わりを紹介する。

 市には現在、6699人の外国人住民が暮らす(10月1日時点の住民基本台帳)。人口約44万人に対し約65人に1人が外国籍という計算になる。

 一方、外国人市民とって言葉や文化など、暮らしの悩みは少なくない。課題解決に向け、外国人市民の悩みを市に届ける役割を担うのが、「藤沢市外国人市民会議」だ。

 同会議コーディネーターで韓国出身の崔(ちぇ)英(よん)善(そん)さんは「最も多い悩みは日本語習得。日常会話は行えても、医療や社会保障の申請に苦労する外国人も少なくない」と話す。コロナウイルスワクチンの接種や、災害時の避難対応に困ったという声も多いという。

 同会議は2007年に市多文化共生のまちづくり指針策定を受け、09年に発足。国際交流団体からの推薦者、市内にある4大学の留学生代表など、外国人市民16人が所属している。

 同会議は外国人の悩みや課題を抽出し、3年に1回市へ提言として提出。19年には多言語に対応した窓口設置などについて提出した。

 会議の活動を受け、市ではホームページなどで振り仮名を入れるなどした「やさしい日本語」の活用も広まる。市職員が作成した外国人向けページの確認も会議の役割だ。「昔は、英語があれば外国人はわかるだろう、という誤解をされた時代もあった。随分改善した」と崔さんは苦笑する。

 同会議は、市民センター向けに外国人窓口対応や、五輪ボランティアへのマナー研修など活躍の場を広げている。崔さんは「対策を求めることだけが私たちの役割ではない。外国人が何を考えているのか、どういう人たちなのか知ってもらう機会を増やしたい」と力を込めた。

藤沢版のローカルニュース最新6

東儀秀樹コンサート

海洋汚染 アートで学ぶ

海洋汚染 アートで学ぶ 教育

マイクロプラでブローチ作り

1月21日号

無料でクリーニング

学生服

無料でクリーニング 教育

おしゃれ倶楽部など有志

1月21日号

地元酒蔵の魅力一冊に

地元酒蔵の魅力一冊に 文化

神奈川新聞の連載書籍化

1月21日号

高齢者向け賃貸住宅を公開

高齢者向け賃貸住宅を公開 社会

22日・23日 試食付き見学会

1月21日号

湘南エリアの住み替えを応援

ウスイホーム

湘南エリアの住み替えを応援 経済

市内に3店舗目をオープン

1月21日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月21日0:00更新

  • 1月14日0:00更新

  • 1月7日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年1月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook