鵠沼高校のスポーツの活躍が目覚ましい。女子バドミントン部は先月行われた新人大会県予選の女子学校対抗で優勝し3月の全国選抜大会へ駒を進めた。女子バスケットボール部は、先月21日に千葉県で行われた3人制バスケのU18日本選手権大会東日本エリア大会でPoolBの1位となり、全国出場を決めた。
隙与えず、攻撃緩めず
女子バスケ部は、3人制バスケで全国への切符を手に入れた。メンバーは横山季晴さん、吉田歩加さん、中西茉桜さん、小石川結さんの3年生4人。引退前最後の全国への挑戦に4人は「せっかくつかんだチャンス。全国でも鵠沼らしいバスケで優勝したい」と意気込んでいる。
3人制バスケは、1試合10分、ハーフコートで行われるため、攻守の移り変わりがスピーディーであることが特徴。
同大会は、ベンチに4人以外は入れないため、ゲームの戦略を立て、展開するのもプレイヤーの役目。メンバー同士で互いに声を掛け合いながら高め合ったという。
鵠沼は得意のディフェンスで相手に得点する隙を与えず、攻撃の手も緩めることなく、一人ひとりが着実に得点を重ねることで勝利をつかんだ。
横山さんは「全国には身長が高い選手もたくさんいて、レベルも高くなる。小柄でも負けない戦略を立てながら、全勝で優勝を狙っていきたい」と話した。
「強豪」の名通り、3冠獲得
先輩たちが築いた「強豪」のプレッシャーを背負い、挑んだ新人戦。そのプレッシャーも笑顔で吹き飛ばし、シングルス、ダブルス、団体で三冠を達成した。
結果、シングルスとダブルスは関東選抜大会へ、団体は3年連続8回目の優勝で、全国出場が決定。部長の佐藤彩夏さん(2年)は「優勝が決まった時は、うれしさもあったが、ほっとする気持ちも大きかった」とはにかんだ。
「昨年、先輩たちのおかげで全国の経験を積めた。その経験を活かして、全国で勝ちたい」と意気込む同部。3年生引退後の新チームの絆を深めるために、日頃から部員同士で声を掛け合うことを徹底し、学年やレギュラー関わらず、アドバイスを送り合っているという。
その甲斐あって、「今大会で部全体がひとつになった」と手応えを感じた佐藤さん。「試合を楽しみ、自分たちのプレーを、全国の舞台でも力を発揮する」と意気込んだ。
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