小学校6年生と中学1年生の保護者と教職員を対象にした交流会が先月27日、Fプレイスで開かれた。藤沢市立小・中・特別支援学校の保護者と教職員による団体「藤沢の子どもたちのためにつながる会」が主催。湘南教職員組合が協力した。小学校を卒業して中学校へ進学した際、異なる環境や生活スタイルになじめず、授業についていけなくなるなどの現象が起こる、いわゆる「中1ギャップ」の解消を目的に行われた。
親子の不安解消
当日は保護者約20人が参加。中学校の持ち物の例や給食の紹介も行われた後、現役教員も交えた少人数グループに分かれ、質疑応答や相談を実施した。授業や宿題の量、部活、先輩後輩の概念など学校に関わることから、小遣いや塾通い、反抗期についてなど生活全般まで幅広く情報交換が行われた。
中1と小5の子どもの母親は「先輩ママの立場として、また他の学校の状況も知りたくて参加した。インターネット上にはない、生の保護者同士の情報共有は大切」と振り返った。
同会2代目代表で中学生と小6の子どもがいる父親は「SNSやスマホなど中1を取り巻く状況の変化は早く、『上の子がこうだったから』という認識では足りない」と訴え、「子も親も不安な時期なので、会の活動が少しでも軽くする助けになれば」と話した。
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