市民会館再整備
31年供用めざし施設集約
総事業費は198億円
12月6日
不登校の小中学生らが創意工夫を凝らしたアート作品を展示する企画展「朝カフェこどもアート」が3月4日(金)と5日(土)、藤沢駅北口サンパール広場で開かれる。「不登校の負のイメージを払拭したい」と保護者からなる市民団体が初企画した。お披露目の場を得た子どもらも創作に励んでおり、関係者らは「子どもたちの力作をぜひ観てほしい」と話している。
「イメージ払拭したい」
「ホームスクーリングで輝くみらいタウンプロジェクト」(小沼陽子代表)の主催。同団体は不登校の子が家庭に拠点を置きながら学習するホームスクーリングをしやすい街づくりに取り組む。
企画展は毎月保護者が交流する「朝カフェ」で「自宅で子どもが作ったものを観てもらいたい」と声があったのがきっかけ。小沼さんは「不登校だからといって何もしていないわけではなく、工作や絵を描いている子もたくさんいる。作品を通じて不登校の見方が変わる契機になれば」と期待する。
出展者の濱田瑛大君(11)もそんな一人だ。大の電車好きで、気になる電車の見学に出掛けては写真に収め、工作用紙を使って模型を作っているという。「作ったものを観てもらうのが楽しみ」とはにかむ。
同団体の呼び掛けで、約10人から約50点が集まることになった。作品展のテーマはあえて設けず自由に。絵やイラスト、工作など様々で、子どもの豊かな感性が生きるものばかりだ。
アプリを使ってオリジナルキャラクターを描いている武藤瑠那さん(12)は「感想が楽しみ。褒めてもらえたら作品づくりをがんばろうと思えるはず」、小沼彩音さん(15)は「緊張もするけど、多くの人に見てもらえたら」と話した。
時間は正午から午後4時。雨天時は4月1日と2日に延期。詳細は同団体ホームページ【URL】http://homeschooling-town.comへ。
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